2018年5月30日
2018年5月27日
Cr-Mo Bike . クロモリロードを組んでみる/ブレーキ取り付け、シート回りの問題
クロモリロード組み上げ続き。いよいよ佳境となってきました。
まずブレーキ。
今のブレーキは全て枕頭式と言われるスタイルですが、ある年代以前の古いフレームになるとナット式というフレーム自体互換性のない方式が使われてたりします。このフレームも古いですが、なんとか枕頭式のようで今のブレーキがそのまま使えます。
構造はいたってシンプル、組み付けは特に問題もなく終わってしまったので仕上がり画像だけ。
レバーの中で縦に走ってるのがブレーキワイヤー。レバーについてる穴に下からワイヤーの頭を引っかけてある。
ワイヤーはそのままレバーの上部から飛び出し、アウターワイヤーへ入る。
レバーとアウターの間にアジャスターボルトをつけたけど、これはブラケットの中に差し込んであるだけ。あまり意味はなかった。
ワイヤーの取り回しが綺麗になるように一般的なブレーキと左右逆にしてある。左レバーが前で右レバーが後ろのブレーキ。
この頃のブレーキワイヤーはフレーム上部を通る仕様。インナーは途中で表に出さず最後までアウターワイヤーの中を通る。
ワイヤー類は何が必要かわからず、アウターキャップとかのパーツも一緒に入ってるワイヤーセットを購入しましたが無駄でした。必要だったのはエンドキャップくらい。
ブレーキは格安だったベローチェ。
お次はシートポスト。
アマゾンで買った台湾製の軽量シートポスト。2580円。
これは問題ないですが、その前にシートピンをなんとかしなければいけない。
回り止め付きという余計な出っ張りが付いていたスギノのシートピン。
フレーム側に受けの凹みがないのでこれでは途中までしか入らない。今時スギノ以外にシートピンなどほとんど出回ってないので選択肢も限られる、これでなんとかするしかない。
このまま締め込むとネジがダメになりそう。
ワッシャーのようなものをかますとか色々考えてみたが、最終的に力技で削り取ることに。
グラインダーとかもないので地道にヤスリで削り続け、
ほぼ消滅。執念の勝利。
ピッタリ収まった。
ということで、今の状況はこんなかんじ。
あとはサドルとバーテープ付けたら完成です!
2018年5月26日
Cr-Mo Bike . クロモリロードを組んでみる/ディレイラーの調整
チェーンとディレイラーを取り付けたのでシフト調整をしてみました。
チェーン取り付け時にハブの真下を二つのプーリーが一直線になるように、という言い方がよくありますが、過去の自転車でもそうなった試しはなく(笑)、今回もプーリーはともかくハブの位置からはズレてます。今まで特にそれで支障があったことはないので気にしないことにします。
フリクション式のWレバーなので変速は無段階となります、調整はトップとローのチェーン位置だけ決めれば基本終了です、あとは自分のレバー操作次第。
ただ今回は問題が2つ。
一つはロー側でチェーンを逆回転させると音鳴りが始まる。
これはプーリーがスプロケに近づきすぎていてチェーンがスムーズに回っていないためのようです。プーリーとの隙間(縦方向の隙間)はBテンションアジャストボルトで調整、目視ではほとんどわからない程度にしか動きませんが、ほぼ目一杯締めたことで解決。
二つ目はトップ側で正回転するとフロントのチェーンリングがゴロゴロ言いだす。
フロントはアウター一枚にしてあるのでアウターローで音がするならわかりますが、アウタートップで音がするのは腑に落ちない。
よくよく見てみるとチェーンのラインがトップ側でも結構な角度があります。
この角度のせいでチェーンがギアに噛む時に擦れる音がゴロゴロと出るみたい。
ロー側でもこの角度はほぼ同じで、チェーンが一直線になるのはスプロケの真ん中か少しトップ寄り辺り。チェーンラインがずれている感じはしないが、どちらにしろトップ側に合わせれば今度はロー側に支障が出そうなぎりぎりの線に見える。
アウタートップでもこれだけ角度が付く理由で思いつくのはチェーンステー長が短すぎることか。405mmはまだメーカー推奨範囲内だと思いますが、ちょっと無理が出てるんでしょうか。
それならロードエンドのネジを緩めてチェーンステー長を長くしてやれば解消できるのかもしれません。
他に考えられることはロードエンドにわずかな歪みがあるとか。この辺になるともうお手上げです。
とりあえず根本的な解決はしていませんがチェーンオイルを差すと音はかなり静かになります。チェーンが馴染んでくればさらに静かになるのかもしれません。
あとは実際乗って様子を見てからでしょうか。
ただこのままだとトップギアでペダリングに無駄な負荷がかかるようでイマイチ腑に落ちませんね。
追記:もう一つ原因らしきものを思いつきました、エンド幅が126mmなので130mmのホイールを押し込んだ分の僅かな無理がこんなところに出ているのかもしれません。
古いフレームですからね、こればっかりはどうしようもないことかも。