2020年7月22日

革サドル Selle Anatomica


Brooksと悩んだ挙句、最近はあまり話題を聞かなくなったSelle Anatomicaにいってみた。
英国製の気取ったところがなくアメリカらしい雑な感じがわりと好きだったりする。
あとX2から420gの重量になり革サドルとしては何気に最軽量の部類になったこと。
これに別売カーボンレールをつけて割引中の本家サイト直販で購入。
これで約370gになるので重量的にも許せる範囲になってくる。
乗り味にも好影響となることを期待。
革製品だからか受け取り時に2500円くらいの関税を取られた。)



まだあまり乗ってないが沈み込むような感じで革がしなるので、これは気をつけないと劣化も早いだろうなという気はする。



 

ちなみに穴あきのX2ではなくノーマルタイプのNSX。
軽量化のため旧タイプから金属プレートはなくなり、リベットもアルミとなり一見地味な印象。
唯一主張していると思えるのは最初に出した画像の後部フレーム、ここの感じはかっこいい。


X2からは革がダメになったとき分解して交換ができるようになっている。
ただ交換パーツもアメリカサイトから取り寄せとなるので、日本に直営店でもできないことには費用がかかりすぎて現実的ではないかも。


分解するとパーツはこれだけ。シンプルなのでナメてかかってたらなぜか元に戻せない…



youtubeの組み立てビデオをよーく見てやっと理解した。
この人が持ってる部品には前と後ろがある。これを逆に入れるとうまくはまらない。前後の微妙な長さの違いでテコの原理が働いてレールが固定されるようになっている。



革のテンションを調節するテンションボルト。
ボルトは5cmくらいあるが、閉めようと思えば半分くらいまで軽く回ってしまう。
本当に革の張りはゆるい。
保管時はこまめにテンションを緩めた方が良さそう。



カーボンはほんとにレールの部分だけ。
カンビウムのように全面カーボンとは言わないけど、後部パーツが全カーボンになればかなり軽くなりそうなのに。




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