続いてクランク周りを取り付けていきたいと思います。
まずはBBから。
これがパーツ一式。
Ω型の針金はクランクのストッパーになるそう。
こういう状態ではめるとクランクに引っかかって脱落防止になるそうなんだけど、なんだこれ?(笑)
とりあえずつけます。
グリスをたっぷり塗って途中まで手で回していく。あとはBBレンチで力の限り締め込む。
トルクは40nmとかですがトルクレンチがないので力の限りいきます。
そしてシングルギアと化したベローチェのクランク。
クランクを差し込む。その時に先ほどのΩ型針金を穴にはめる直前で止めて準備しておきます。ベアリングは最初からグリスが塗られてたのでそのまま。
クランクを奥まで入れたら針金もセット。
次に反対側。こちら側のベアリングはBBについてます。出てきたクランク軸にグリスを塗り先ほどの変なバネを装着。
さらに黒いワッシャーを装着。
そしてクランクをはめてネジで止める。
ここであの14mmアーレンキーの登場、他に利用価値なしの極太レンチ。
ここも40nmくらいのトルクですが力の限り締めます。このネジを締めることによって左側クランクがクランク軸にぐいぐいと圧入されていきます。これでバネに適度な圧力がかかりベアリングに伝わるという仕組みのようです。
パワートルクの悪評はここですね。一旦圧入されたクランクはちょっとやそっとじゃ取れなくなります。実際ネジを外して引っ張ってみましたが、がっちり食い込んでびくともしません。後々メンテナンスの時に大変な思いするのかもしれませんが、今は考えないようにしましょう。
無事に装着完了!
真ん中は空洞。
ちなみに回転も噂どおり鈍いです。力入れて回しても1回転半ってところ。
ベアリングのシールの問題(きつい?)とか言われたりしてますけど、まあその分シールド性能は高いかもしれない、と思っとく。
カンパの公式動画 パワートルク取り付け取り外し編