TRUSCO(トラスコ) TP-3R21FGB-8 |
レギュレーター付きエアフィルターをエアコンプレッサーに取り付けてみました。
レギュレーターは空気圧を調節するもの。エアコンプレッサーに溜めた空気を好みの圧に減圧できるようになります。
エアフィルターは水分、ホコリを除去するもので、スプレーガン塗装のため。これを付けとかないと気温や湿度によって水を含んだ空気が出てくるようになります。
まず取り付け場所について、どこにつけるのがいいのか?
最初は最も収まりがいい方法、エアコンプレッサー出口にレギュレーターとフィルターを並べて直結する、という方向で考えてました。
しかしいろいろ調べるとどうもエアフィルターに関してはそれでは効率がよくないらしい。
コンプレッサーから少し離さないと効果が出ないと。
どういう理屈なんだかピンと来ないですが、おそらくコンプレッサーから出る圧縮空気は最初熱を帯びているので、それが冷えて結露が始まるのを待つ、ということなのかと。
離すといってもコンプレッサー出口の先はすぐに長さ10mのエアーホースに繋がってる状態です、かといってエアーホースの終りに付けたのでは今度はホース内部に結露が溜まっていくことになり、基本抜けることなくずっと溜まり続けることになります。
なので最もベストな方法はコンプレッサーに短いホースを繋いでフィルターとの距離を取り、なおかつ10mホースの手前に持ってくるようにするしかない。
コンプレッサー → 短いホース → フィルター → 長いホース → 工具(スプレーガンなど)
こんな感じで。
今回はこの方向で実行してみました。
まず必要なものはエアコンプレッサーとフィルターの間を繋げる短いホース。
これは手っ取り早く今あるホースをカットしました。
エアーホースは10mあるので1.5mくらいカット。100均の枝切り鋏はなんでも切れて便利。
これに新規のカプラをつけます。
ホースにどうやってカプラを付けるのかというと、ナットカプラというホース用のカプラが売ってます。カプラに専用ナットが付いたものです。
ナットカプラ、取り付けるホースの内径外径が指定されている |
メーカーバラバラですが、手っ取り早く近くのホムセンで調達。モノがあればネットより安い。
左端のホースジョイントというものを見つけたので、今回はこれでエアフィルターとホースを直結してしまいます。先がカプラではなくネジが切られているものです。外せませんが一個で済むので対のカプラを買うより安上がり。
まずは短いホース。最初にナットをホースに通す。
そのあとジョイント部をホースにぐいぐい差し込む。
あとはレンチでナットを締め込むだけ、簡単。
長いホース側には通常のナットカプラを取り付け。
短いホースをエアフィルターに直付け、テーパーネジなのでシールテープを巻きます。
反対側にメスカプラを付けて、ホース付きエアフィルター完成。
古いハンガーを切って金具に取り付け。
近くのものに引っ掛けて使うことにします。