2017年7月6日

CR-MO Frame . クロモリロードを組んでみる - フレーム塗装上塗り

さて、フレーム塗装の続きです。

相変わらず天気が悪くて天気が悪くて天気が悪くて、(笑)
塗装作業には最悪な季節です。
気温や湿度は塗装の仕上がりにも影響するらしいですが、もう知ったこっちゃないです。多少雨がパラついてようが、湿度が200%あろうがコツコツ作業を進めてます。

下塗りのプラサフを塗り、細かいところを何度かやり直し、なんとか上塗り段階まで来ました。
プラサフ表面を軽く研磨し滑らかにしたあと、シリコンオフで脱脂します。
手始めにフォークの上塗りをしてみます。

その前にシリコンオフ(シリコンリムーバー)とパーツクリーナーを比べてみました。

左がプラサフ塗装面にシリコンオフ(シリコンリムーバー)、右がパーツクリーナー

プラサフの上からですが、こんだけ違います。パーツクリーナーは使用を間違うと大変なことに。


上塗り塗料はシルバーです。プラサフと同じくデイトナのMCペインター。


スターライトシルバーメタリック、オートバイ用です。この辺は最初で最後だろうからケチらずにいってみます。


まずフォーク。30分ほど間を空けて2度塗りした状態。
プラサフと同じ色なので特に感動はありません(笑)
でもさすが上塗り塗料だけあってよく見るとキメの細かさが違います。

続けてフレームもいきます。
Wレバー台座とBBだけマスクをして念入りに脱脂。

手抜きの三脚塗装台に慣れてしまい今回も使用。

三脚の取っ手にシートチューブを差し込むと縦にくるくる回せるので何気に便利。

30分おきくらいにフレームの角度を変えつつ2度塗り3度塗りを繰り返します。
埃と風は大敵なので塗るたびに部屋の中へ運び込みます。
ちなみに狭いベランダでカバーで覆いながら塗装してます。ちょっと傾くだけでフレームがカバーに当たり塗装が台無しになります。なんだかんだで時間も結構かかります。
湿度マックス、気温30度なのに曇天、という典型的な日本の夏日和。ついでに台風も近づいてます。これじゃあ乾くもんも乾かない・・と思いつつ、エアコン全開で気候に抵抗。

2度目の塗装で派手にムラが出来てしまい、一旦中断。指で触ってべとつかなくなるまで待ち、乾いたらペーパーで研磨、脱脂、また塗装再開。

ひょっとして全面一色のシンプル塗装よりもマスクを使って塗り分けする凝ったデザインの方が楽なんじゃないかと思い始める。一色の場合、端から端までスプレーを振り切らないとすぐムラになる。マスクを使って色分けすれば必然的に一回で塗る面積が小さくなり、終点はマスクで覆われてるので圧倒的に塗りやすくなる。一色だと空中で初めて長いチューブも最後まで振り切ってから空中で止めるしかない。

3度目の塗装に入って塗料の残りが厳しくなってきたのでここで一旦止める。


3回目。シルバーから変わらないのでなんか寂しい。
まだムラも残っているが、三脚に接触しているシートチューブの頭を塗らなきゃいけないので、一度しっかり乾燥させてからからまとめて塗装する。

時間をおいて四回目の上塗り完了。
台風が近づいてきた。
塗料も9割方なくなったのでここで終わり。




まあ上出来。

ひとまずこれで一段落。
あとはこの上からクリアを吹くだけです。


万人がお勧めのsoft99のウレタンクリア。1860円、一回使い切り。高い。
塗装はやり直し大変だし、どの程度か想像も出来ないので、あまり変なものは買いにくい。失敗したらもはや作業的にも塗装代的にも後戻りできない。

クリアの出来も気温湿度に影響されるようなのでこれだけはいい天候を待ってやろうと思います。



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