まず外見の特徴から探してみる。
・ラグ
これではさっぱり。
・ロードエンド
当時出始めだったと思われる、シマノEF。
シマノSF。
前後共にシマノ製。これも一般的なものらしい。
前後共にシマノ製。これも一般的なものらしい。
・刻印
フォークのコラム部分の刻印。丸いので上手く撮れてないですが、「TANGE 1F made in japan」と彫ってある。ネットの情報から1Fは最初の数字が年式(81年)アルファベットは製造月(Aが1月でFだと6番目なので6月)と思われます。
BB下にある刻印。0180とだけ(笑)。
車台番号だと思いますが、4桁はオーダーフレームに多いらしいですがこれも何ともわかりません。
・重量からグレードを探ってみた
タンゲのチューブには幾つかのグレードがあり、重量から大体のグレードが分からないかと考えました。
こちらのサイトに86年当時の貴重なタンゲのカタログがアップされてます。
このカタログに重量も含めたチューブのグレードの詳細が載っています。
当時のタンゲチューブはプレステージ(1987g)から始まってTANGE No.1(2220g)〜No.5(2460g)、Infinity、TANGE900、1000、Mangaloyがあります。
届いた当初に測った重量は約2.5kg(フレーム1.8kg、フォーク700g)ですが、これはラグやクラウン、ロードエンドも含めた重量。カタログにあるのはチューブのみと思われるのでここからラグやエンドの重量を引いてみます。
カタログにオリジナルラグの重量があるので、それを参考にするとフレームのラグの合計はおよそ250g前後、フォークのクラウンが150g±30。
エンドに関してはよくわかりませんでしたが、これらを引くと重量的にはNo.1あたりか。
ただし、フレームにする時点でサイズに合わせてチューブをカットしてるはずで、それを考えると・・もうわかりません。
・シートポストの径
幾つかのサイトで見かけたグレード判断方法。シートチューブの直径は28.6mmなのでそこからシートポスト径を引けばチューブの厚さがわかり、グレードも大体わかるという発想です。
このフレームのシートポスト径は26.8mmなので
28.6-26.8=1.8mm、
それを2で割ると、
1.8÷2=0.9mm
シートチューブの厚さは0.9mmです。
ただ、上記のカタログによるとタンゲのチューブはほぼすべてのグレードに0.9mmのチューブが用意されている(笑)。バテッドチューブだった場合もこれによる判断はあまり意味がありません。
・音
いままでもクロモリは乗ってましたが、これは初めて気づいた。
フレームを指で弾くと楽器かと思うような高音の澄んだいい音がします。
他のパーツを何もつけてない状態だからでしょうけど、チューブの薄さを実感できるような音。
音から察するに少なくともバテッドではあるという気がします。
気がするだけ。
ということで、以上なんの結果も出せず漠然としたままですが、これで調査終了。
でした。
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